「飛蚊症(ひぶんしょう)」の原因と症状・効果的な漢方薬治療と対策

最近、いつもゴミのようなものが見えるなんて思ったら、飛蚊症だったということを聞いたことがありませんか。

 

症状

飛蚊症は字のごとく、まるで蚊が飛んでいるように見える症状です。また小さな糸くずのようなものが上から降りて来るように見え、瞬きをするとまた上から同じように落ちて来ます。何度やっても同じように見えることから、空気中に何かがいるのではなく、目の中に何かがあることに気付く人もいると言われています。痛みがあるわけではありませんが、その蚊のようなものが増えてきたり、大きくなってきたら物を見ることも辛くなってしまいます。

 

原因

特に加齢によって起こりやすいと言われています。まず生理的な飛蚊症の場合は紫外線を浴びていると硝子体の中に活性酸素が発生します。それによってタンパク質や脂質などが酸化するわけです。それによって硝子体組織が変化して飛蚊症を起こすのです。免疫機能が高ければ活性酸素を分解する力もありますが、老化などで弱くなるとどうしても飛蚊症が起こりやすくなります。

しかし最近は若くても免疫力低下傾向にあり、生理的飛蚊症が起こる件数が増えているのです。また生理的飛蚊症ではなく後部硝子体剥離や網膜剥離孔による飛蚊症もあり、剥離の部分が蚊のように見えてしまうというものです。加齢だけでなくぶつけたり、傷や何かの具合で若い人にも起こります。

 

効果的な漢方薬治療と対策

剥離があるときには手術などが必要になりますが、生理的飛蚊症の場合は漢方薬でも効果を発揮してくれます。飛蚊症や老眼に使われるのが牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)です。また疲れをとり免疫を高める補中益気湯(ほちゅうえっきとう)もおすすめです。そして水晶体の濁りを取るために十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)も良いとされています。