ツムラ63 五積散(ゴシャクサン)の効果効能と副作用

ツムラ63 五積散(ゴシャクサン)の効果効能

五積散(ゴシャクサン)の五積とは「気・血・痰・寒・食」が滞っていることを意味し、五積散はそれらのめぐりを改善するために考案された漢方薬です。

中国・宋時代の「和剤局方」という古典にその記録が残されています。

ツムラの五積散(ゴシャクサン)には血行や水分の循環を改善し、胃腸を活性化させて体の冷えや痛みを和らげる効果があり、身体が冷えて、腰痛、関節痛、神経痛、生理痛、胃腸炎などを発症した人に処方されます。

含まれている生薬は水分代謝を盛んにして健胃整腸・利尿・発汗作用のある蒼朮、茯苓、枳実、桂皮の他、気を整え、駆風・鎮吐・鎮咳作用のある陳皮、鎮痛・鎮静・強壮効果のある当帰と大棗、身体を温める半夏、芍薬や生姜、緩和効果のある甘草、去痰・排膿作用のある桔梗と白芷、血流を盛んにする川芎、発汗・去痰作用のある麻黄です。

副作用としては甘草によるむくみや脱力感が現れる偽アルドステロン症、麻黄による動悸、不眠などの心血管症状が知られています。

また、当帰や桂皮は皮膚や粘膜に過敏反応を生じ、薬疹を起こします。

重症になると発熱や肝機能障害を伴います。

 

ツムラ63 五積散(ゴシャクサン)の副作用

ツムラ五積散(ゴシャクサン)の主な副作用として、発生頻度は確認されていませんが、過敏性の発疹、発赤、かゆみや、自律神経系の不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身の脱力感、精神の興奮があり、消化器系においては食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢、泌尿器系では排尿障害などが報告されています。

また、まれに重大な副作用として、尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばるという症状を伴う、低カリウム血症、血圧上昇、体重増加等のためのアルドステロン症および、低カリウム血症の結果として体がだるくて手足に力が入らない、手足がひきつる、手足がしびれるなどの症状を伴うミオパシーがあります。