漢方 苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ)の効果効能と副作用

漢方 苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ)の効果効能

苓姜朮甘湯は、茯苓や白朮など4種類の生薬からなり、効果効能は、体を温め利水をはかり、腰痛などの疼痛(ずきずき痛むこと)の緩和、夜尿症、坐骨神経痛、遺尿などに用いられます。

生薬の茯苓は、利尿作用が高く、鎮静、血糖降下などに効果があり、また、病後の体力増強作用をもち、薬の巡りを良くする働きがあります。

白朮は、水分の偏在や代謝異常、頻尿や多尿、小便の出にくいものを治す働きがあり、また、疼痛や下痢を治す効果があります。

茯苓と白朮で、水分循環をよくして、足腰の冷えによる痛みを和らげます。

乾姜は、新陳機能を促進し、腹冷痛や腰痛、瀉下等に用いられ、甘草には、緊張緩和、鎮痛鎮痙、解毒作用があります。

乾姜と甘草で、体を温め新陳代謝を高めます。

苓姜朮甘湯は、体力が弱い方で、腰から下が冷えて重くかつ痛む者に用いられ、尿量や排尿回数が多いことが使用目安になっています。

重い副作用は、まず起きませんが、甘草の大量服用による偽アルドステロン症があるので、複数の方剤の長期併用には注意しましょう。

 

漢方 苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ)の副作用

苓姜朮甘湯は腰の冷えや痛みなどでお困りの方に向いている漢方薬で冷えや痛みの症状を和らげてくれる効能が期待できます。

体をあたためてくれる効能があるので足腰の痛みをやわらげてくれます。

配合されている生薬の甘草を大量に服用することによって偽アルドステロン症と呼ばれるむくみがでたり血圧が上がったりする副作用がでることがまれにあります。

少しでもおかしいと感じたら医師の指示に従って服用をやめたり量を調整するようにしてください。