生薬 竜骨(リュウコツ)の効果効能と副作用

生薬 竜骨(リュウコツ)の効果効能

竜骨(リュウコツ)は新生時代の大型の哺乳類の骨の化石のことです。

成分は炭酸カルシウムが主で、リン酸カルシウムやその他の無機物などから成ります。

鎮静作用と収斂作用があり臍下の動悸や心悸亢進、精神不安や不眠、不正性器出血などに効果があります。

そのため高血圧症や神経衰弱などでみられる不眠や頭のふらつき、目のくらみなどの症状に臨床応用されています。

また、夢精や下痢、帯下や盗汗、自汗などにも使われます。

さらに喀血して不安のある患者に鎮静目的として使用され止血を促す助けになることもあります。

生で使用すると精神安定の効果が高く、焼いて使用すると収斂の効果が高いとされています。

漢方薬としては桂枝加竜骨牡蛎湯、柴胡加竜骨牡蛎湯に配合され高血圧や慢性腎不全などの人に適用されます。

これらの病気は神経が高ぶり動悸や不眠などになりやすい状態にありますが、この漢方薬を服用することで精神安定作用が期待されます。

またヒステリーやパニック障害などに使われることもあります。

 

生薬 竜骨(リュウコツ)の副作用

竜骨(リュウコツ)は大型の哺乳類の骨の化石を使っている漢方薬です。

竜骨は生で用いると精神安定の効果が強いとされています。

焼いて用いることで収斂作用が強くなるとされています。

高血圧の方や神経衰弱の諸症状の方に用いられます。

他にも消炎作用だったり去痰作用、止血作用などの効能もあります。

副作用などは特にありません。

副作用がないことも漢方薬のメリットです。

竜骨は化石なので将来的に枯渇してしまうことが懸念されています。