生薬 蓮肉(レンニク)の効果効能と副作用

生薬 蓮肉(レンニク)の効果効能

蓮肉(レンニク)とは、ハスの成熟果実を乾燥させて殻を取り除いた生薬のひとつです。

スイレン科ハスはインド原産で多年性の水生植物です。

観賞用のほか、食用や薬用として栽培されています。

止瀉や鎮静作用、滋養などの効果があり、胃腸虚弱や消化不良、下痢などに効く啓脾湯、食欲不振や慢性的な下痢、病気後の体力などに効くもの、頻尿や残尿感に効く漢方薬に含まれています。

主成分は、ロータシン、デメチルコクラウリン、オキソウシンスニン、リエンシニンなどが含まれています。

蓮肉は生薬よりも、地下茎の蓮根としての馴染みが深く、天ぷらやきんぴら、はさみ揚げなどさまざまな料理で食されています。

また、果実も生食として食べられており、甘納豆や汁粉などとして食べられることがあり、台湾や中国では飴にして、月餅や最中などの菓子にして食べられることも多い食材です。

また、花はベトナムでお茶と楽しまれていたり、茎は煮物や砂糖漬けなどにして食べれています。

 

生薬 蓮肉(レンニク)の副作用

蓮肉(レンニク)は蓮の実の殻を砕いて中身を取り出したもので、滋養強壮や鎮静、下痢や食欲不振のほか胃腸の疾患に効果があります。

そのため、食べ過ぎや飲み過ぎの時などに服用すると効果があるとされています。

さらに、緊張をほぐし精神状態を安定させる効果もあります。

蓮肉(レンニク)自身には重大な副作用はありませんが、整腸作用が強いために便秘気味の場合に服用すると悪化させる危険があるので、このような症状が自覚される場合には服用を控えるべきとされています。