生薬 連翹(レンギョウ)の効果効能と副作用

生薬 連翹(レンギョウ)の効果効能

連翹(レンギョウ) は、モクレン科レンギョウ属の樹木の果実から作る生薬です。

成熟した果実を秋に採集し、これを乾燥して作られます。

一度蒸気を通してから、天日で乾燥させるといいます。

レンギョウ属には、いくつか近縁種がありますが、日本の漢方において、連翹(レンギョウ)として用いられるものは、主にレンギョウとシナレンギョウの2種です。

また、これらの樹木は庭木や街路樹としてポピュラーであり、春には黄色い花を咲かせるのを、日本各地で見ることができます。

漢方医学において、連翹は身体の熱を抑える「寒」の性質の中でも、「微寒」に属します。

解熱・消炎・鎮痛・排膿・利尿などの作用があり、熱性疾患や化膿性疾患に対して効果的とされています。

成分にトリテルペノイドやリグナンなどを含み、抗菌作用が強く、皮膚疾患に用いる漢方薬に配合されることでも知られています。

古くから、腫物に良く効く薬として用いられてきた歴史があり、その薬効には定評があります。

 

生薬 連翹(レンギョウ)の副作用

連翹(レンギョウ)は、身体の熱を下げ血液循環を良くする、荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)という方剤に使用されます。

副作用は発疹や肌のかゆみなどのアレルギー症状をはじめ、胃の不快感や食欲不振・吐き気、腹痛や下痢などが確認されています。

重い副作用としては、肝機能障害を起こして黄疸や茶褐色の尿が発生します。

息切れと空咳が出る間質性肺炎、筋肉が震えたり手足が痺れる、偽アルドステロン症も稀ですが起こります。