生薬 麦門冬(バクモンドウ)の効果効能と副作用

生薬 麦門冬(バクモンドウ)の効果効能

麦門冬(バクモンドウ)は、ユリ科Liliaceaeジャノヒゲまたは同属植物の塊根を基原(素材)としています。

このジャノヒゲの肥大根は糖やステロイドサポニンを含んでおり、滋養強壮、消炎、解熱、鎮咳去痰として主に喉の腫れや痛みに作用します。

補虚薬(正気を補う中薬)で、且つ、補陰薬(陰液を補い、虚性の熱を制御する中薬)です。

温寒は寒性、乾潤は潤性という特性を持っています。

これらの特性から、熱を抑え、胃肺を潤してくれますから、胃や心臓の虚弱からののぼせに良いとされています。

用途としては、肺を潤して熱をとり、咳を止めます。

また、胃陰に働きかけて口の渇きを止め、心熱(顔ののぼせ、脈の乱れ)を除いて不眠・不安を解消します。

また、腸を潤すことで便通も良くします。

この中薬は麦門冬湯、温経湯、炙甘草湯などに使われています。

麦門冬湯は淡い痰が大量に出るような咳には適応しません。

空咳や熱を伴い痰が出ずらい喉の痛みの場合に効果があります。

 

生薬 麦門冬(バクモンドウ)の副作用

麦門冬(バクモンドウ)とは、漢方の古典とも呼ばれる中国の医書にものっている生薬で、痰がきれにくく喉に絡んでしまう時の咳などに効果があります。

自律神経の緊張をほぐす働きを持つ漢方であり、痰を出しやすくする「麦門冬」、咳や吐き気を抑える「半夏」、痛みを緩和し咳を鎮める「甘草」などの6種類から成り立っています。

副作用や注意点としては、大量に摂取してしまうとむくみが生じたり、血圧が上がってしまうことがあります。