生薬 貝母(バイモ)の効果効能と副作用

生薬 貝母(バイモ)の効果効能

貝母(バイモ)は、ユリ科バイモ属のアミガサユリの鱗茎から作る生薬です。

この鱗茎部分(百合根のような地下茎を鱗茎と呼びます)に石灰をまぶし乾燥させたものを、貝母、もしくは大和貝母といいます。

これは、日本薬局方に収載されている名前で、中国漢方においては、浙貝母(せきばいも、せつばいも)と呼ばれます。

中国産の貝母は、このアミガサユリ以外にも、川貝母(せんばいも)など同属の近縁種から作られるものもあり、これは区別されています。

この生薬は、漢方における「寒」のカテゴリーに属し、身体の熱を抑える性質を持ちます。

数種のアルカロイドを含み、血圧降下などの薬理作用があるとされます。

主に、熱感があって痰のとれにくい咳、咽喉炎、上気道炎、気管支炎に対して効果的とされる他、その排膿作用から、乳腺炎の治療に補助的に用いると良いといわれます。

貝母は、先に述べたアルカロイド成分の作用があるため、特に、その使用量に注意が必要な生薬です。

 

生薬 貝母(バイモ)の副作用

漢方薬は、生薬の組み合わせで生成されています。

生薬の1つである貝母(バイモ)について紹介します。

この生薬は、咳を鎮める作用、痰を出やすくする作用、利尿作用、鎮痛作用があり、気管支炎や喘息にも使われています。

医療機関では主に、顆粒タイプの漢方薬に使われているようです。

漢方薬は、安全なお薬ですが、他の薬と併用したり、持病のある方は医師や薬剤師に相談して服用することをお勧めします。

また、手足のしびれや、嘔吐、下痢などの副作用も稀に生じることがあるので、注意が必要です。