生薬 冬瓜子(トウガシ)の効果効能と副作用

生薬 冬瓜子(トウガシ)の効果効能

あらゆる症状に対して万能な活躍をしてくれる生薬、それが冬瓜子(トウガシ)です。

冬瓜子には非常に優れた利尿作用や消炎作用、排膿作用があります。

体の水分を循環し、むくみの改善効果が期待できます。

さらに、熱や炎症を鎮める医薬品に用いられるほか、月経痛の緩和、便通の調整、下痢の解毒、咳や痰にも有効とされる生薬です。

また、化膿の抑制に伴って排膿の働きを促す役割もあるため、ニキビや水腫などにも良い効きめをもたらしてくれます。

冬瓜子はビタミンやカリウムも豊富で、漢方以外にダイエットや美容にも効果的です。

その名称からもわかるように、ウリ科トウガンの種を乾燥させたものです。

主な成分としてアデニンやサポニン、トリゴネリンを含んでおり、白瓜子(ハクガシ)や白冬瓜(ハクトウガ)と呼ばれることもあります。

ちなみにトウガンは6月頃から10月にかけて出荷される夏野菜ですが、質を冬まで保てるその特徴から「冬瓜」と書いて、トウガンと名付けられたそうです。

 

生薬 冬瓜子(トウガシ)の副作用

冬瓜子(トウガシ)はインドから中国南部の熱帯アジアを原産地とするウリ科のトウガン属の種子を乾燥させたものです。

成分にはサポニン、脂肪油、蛋白質、アデニン、トリゴネリンなどが含まれています。

鎮咳、去痰、排膿、瀉下、消炎作用があり、肺熱が原因の咳嗽や痰、膿を取り除いたり、腸や腎臓、膀胱などの炎症を鎮めて、解熱、利尿を促す効能があります。

また、炎症を鎮め、癖血を除くとして月経痛や便秘などにも処方されます。

冬瓜子を含む漢方処方には大黄牡丹皮湯などがあります。

成分にサポニンを含むため、多量摂取をすると尿中にタンパク質が排泄され、腎臓に負担がかかります。

腎臓に病気のある人は注意が必要です。