生薬 天南星(テンナンショウ)の効果効能と副作用

生薬 天南星(テンナンショウ)の効果効能

テンナンショウはサトイモ科に属する植物で、湿潤な気候の熱帯や温帯に生息しています。

分布地域は東及び東南アジア、北米、アフリカ東部などで、世界中に約150種があります。

そのうち生薬の天南星(テンナンショウ)に利用されるのはマイヅルテンナンショウ、コウライテンナンショウ、チョウセンテンナンショウです。

コルク層を取り除いた塊茎をそのまま、又は輪切りにしたものが利用されます。

日本産のものにはムサシアブミ、マムシグサ、コウライテンナンショウの塊茎を輪切りにし、石灰をまぶしたものが利用されています。

成分はサポニン、デンプン、アミノ酸、シュウ酸、ギ酸などで、去痰、鎮静、抗けいれん、除湿作用があり、中風や脳卒中による半身不随、破傷風、小児の熱性けいれんなどに処方されます。

天南星(テンナンショウ)は漢方薬の清湿化痰湯(セイシツケタントウ)、二朮湯(ニジュツトウ)、烏蛇丸(ウダガン)、玉壺丸(ギョクコガン)、小活絡丹(ショウカツラクタン)、導痰湯(ドウタントウ)などの一成分として利用されています。

 

生薬 天南星(テンナンショウ)と副作用

生薬の天南星(テンナンショウ)は、サトイモ科の植物で、温性で独特の辛味があります。

痰を抑える働きがありますし、鎮静作用、抗痙攣作用、抗癌作用などの効能があり、漢方薬として使われています。

天南星(テンナンショウ)は、副作用が少ないですが、体質によっては胃腸障害などが見られる場合があります。

塊茎の部分には毒があるため、生食をすることは出来なくなっています。

比較的安全性の高い生薬のひとつですし、副作用もすべての人に見られるわけではないので安心して下さい。