生薬 猪苓(チョレイ)の効果効能と副作用

生薬 猪苓(チョレイ)の効果効能

猪苓(チョレイ)は、中国や朝鮮半島、日本列島の関東より南の地域において、アカマツやシナアカマツ等の根に寄生しているサルノコシカケ科のキノコのチョレイマイタケの菌核です。

チョレイマイタケ自体は、数年に1回のみ子実体と呼ばれる傘の部分が出現するという稀な特徴を持っています。

この菌核を少し乾燥させたものを生薬として用います。

後漢~三国時代の中国の本草書である神農本草経にも猪苓(チョレイ)は掲載されています。

キノコ類には癌の抑止効果があることが知られていますが、猪苓にもその効果があります。

また、猪苓には薬効成分として、アルカリ可溶グルカン、エルゴステロールが含まれています。この中で、アルカリ可溶グルカンは利尿を促進する作用や抗腫瘍作用として働きます。

また、エルゴステロールが発がんを抑制したり、血小板凝集を増強し、止血力を向上させます。

猪苓は、利尿作用があり利水薬として知られる一方、その作用が強いため、長期の服用は腎臓に良くないとされているため注意が必要です。

 

生薬 猪苓(チョレイ)の副作用

猪苓(チョレイ)の副作用は、食欲がなくなってしまうことや胃がなんとなく不快な感じがするのに加え軽い吐き気を伴うことがあります。

身体に赤い発疹やかゆみが出ることもあります。妊娠している時や授乳中に他の薬を飲んでいる場合は、気をつけてください。

薬の効き目を強めたり弱めたりしてしまいます。

自己判断は危険です。

このような症状が出た場合はすぐに使用をやめて行きつけの病院に行って医師や薬剤師に相談してください。