生薬 丁子(チョウジ)の効果効能と副作用

生薬 丁子(チョウジ)の効果効能

丁子(チョウジ)とは、フトモモ科チョウジノキの開花前の花蕾を乾燥させたものです。

別名は丁香や百里香、英語ではクローブといい、香辛料として肉料理や他の香辛料とともにカレーなどに使用されたり、カルダモンやシナモン、ショウガとともにチャイの香り付けに使われたりもします。

独特の香り成分はオイゲノールで、殺菌や防腐作用、抗酸化作用に優れていると言われています。

このことから老化を防止し、動脈硬化を防いで、胃腸の消化機能を促進させ、身体を温める効能があります。

また、消化不良や吐き気、下痢や冷えからの腹痛などにも効果があるとされます。

また、鎮痛作用と抗菌効果から、歯痛や歯肉炎を鎮めてくれる効果があり、歯科でも歯痛や局部麻酔などに利用されています。

漢方薬としては、解熱や鎮痛、鎮静や消炎作用、利尿などに利用されており、のぼせやめまい、産前産後の神経症や月経の改善、更年期障害や自律神経失調症などの症状に用いられています。

 

生薬 丁子(チョウジ)の副作用

丁子(チョウジ)は東南アジアのモルッカ諸島などに生育する熱帯性の常緑樹フトモモ科チョウジノキの開花直前のつぼみを乾燥したものです。

主成分はフェノールのオイゲノールで、胃を暖め、発散や停滞しているものを動かす作用があり、健胃、駆風、食欲増進などに効果があります。

漢方薬としては熱性疾患に伴う嘔吐、腹痛、便秘や下痢の他、月経不順、産前産後の神経症などに処方されます。

歴史上では数千年前から殺菌・消毒剤として用いられ、15世紀の大航海時代からはスパイスとして珍重されました。副作用は報告されていません。