生薬 大黄(ダイオウ)の効果効能と副作用

生薬 大黄(ダイオウ)の効果効能

大黄(ダイオウ)は、タデ科ダイオウまたは同属植物の根茎を乾燥させたものです。

他の生薬とタッグを組み、力強い効果を発揮することから、「将軍」という異名もあり、漢方医学においては最も重要な生薬の一つとされています。

効能として、体の中に停滞している毒素を体外へ排出する事で、腹部・胸部の膨満感、腹痛、便秘といった症状の改善がみられます。

また、黄疸、血液の停滞による症状、できものも治します。

しかし、大黄の薬効は、体内の腸内細菌の環境に大きく依存しているので、服薬する個人によって大きな差があるのが特徴です。

薬が効きすぎると逆に、腹痛、下痢、便秘の症状がみられることもあります。

また、体力が著しく低下している人や、元々胃腸が虚弱な人が服用すると、その症状が強く出ることがあるので、注意が必要です。

また、子宮収縮作用や骨盤内の臓器の充血作用があるので、妊婦は服用を控えるのが望ましいとされています。

授乳婦も、母乳に大黄の成分が移行して、乳児が下痢を引き起こすことがあるので、控えるべきでしょう。

 

生薬 大黄(ダイオウ)の副作用

大黄(ダイオウ)は、便通を良くする効果をもつ生薬です。

腸の運動を活発にする働きを持つため、便通が良くなります。

注意する点として、体が弱っている人、胃腸が弱く、食欲不振や吐き気などの症状を抱えている人は、服用の際に注意が必要です。

また、副作用として、胃の不快感・食欲不振・吐き気・腹痛などの症状があらわれる場合があります。

体質などによって副作用が現れる可能性があるので、特に、胃腸が弱い方は注意が必要です。