生薬 桑白皮(ソウハクヒ)の効果効能と副作用

生薬 桑白皮(ソウハクヒ)の効果効能

桑白皮(ソウハクヒ) とは、文字通りクワの根の皮を乾燥させたもので、漢方医学における生薬です。

クワ科クワ属であるマグワが使われます。

このマグワの根を冬に掘り上げ、天日干しして乾燥させたものが、桑白皮になります。

トリテルペノイドやフラボノイドなどの成分が含まれています。

薬効としては、消炎・鎮痛作用、血圧降下作用、利尿作用、鎮咳作用があり、特に咳が出る症状の時に用いられます。

喘息、急性の気管支炎、感染症を併発した肺気腫などに効果的とされています。

この桑白皮を配合した漢方薬としては、激しい咳に柴胡枳桔湯加五味(サイコキキツトウカゴミ)、粘る痰を伴う咳に清肺湯(セイハイトウ)、などが挙げられます。

また、桑白皮を配合したものでは、補肺湯(ホハイトウ)なども、よく処方されます。

桑白皮は漢方以外にも、抽出したエキスが保湿成分として、化粧品や医薬部外品の分野で利用されたりします。

自然由来の優しい成分とされ、育毛効果なども期待されています。

 

生薬 桑白皮(ソウハクヒ)の副作用

桑白皮(ソウハクヒ)とは、咳や喘息などの症状の際に用いる生薬です。

気管支を広げることで痰を出しやすくし、呼吸を楽にする作用があり、ひどい咳や気管支喘息の際に適しています。

また。比較的体力がある人に向いています。

注意すべき点は、体力が弱っている人には向かないこと、発汗が異常に多い人には向かないことです。

胃腸の調子が悪い場合にも、慎重に用いる必要があります。

副作用としては、だるさ、血圧上昇、吐き気などがあげられます。