生薬 蝉退(センタイ)の効果効能と副作用

生薬 蝉退(センタイ)の効果効能

蝉退(センタイ)とは、漢方薬に用いる生薬(しょうやく)のひとつで、セミの幼虫が脱皮した抜け殻のことです。

漢方では古くから解熱薬、止痒(しよう)薬として用いられてきました。

薬用に採集される種類は様々ですが、中国ではクマゼミ属のCryptotympanaのものが主に用いられ、日本ではアブラゼミのGraptospaltria nigrofuscataの抜け殻も採集されています。

主成分はキチンで、甘い風味をもちます。

かぜ、じんましんのほか、小児の夜泣き、咽頭(いんとう)炎、喉頭(こうとう)炎、結膜炎、白内障などにも応用されています。

また、アレルギーにも有効とされており、アトピー性皮膚炎に効く消風散(しょうふうさん)などに含まれています。

一般的な市場では「金進(きんしん)」・「金蝉(きんぜん)」・「只進(ししん)」などとも呼ばれています。

用法・用量としては、煎じて服用するのが一般的であり、一回に1-3グラムを服用します。

生薬 蝉退(センタイ)の副作用

蝉退(センタイ)とは、字のごとくセミ(蝉)の脱け殻で、蝉の種類はアブラゼミやクマゼミなど種類が多いです。

上顎神経節伝達抑制・鎮静・骨各筋弛緩に効果があり、また、風邪などの解熱薬・咽喉炎や結膜炎などの消炎作用、破傷風や小児驚風の鎮痙薬(内臓平滑筋の収縮・緊張を緩解し、それによる痙攣性疼痛を除く薬)としての効果もあります。

また、アレルギーにも有効のため、湿疹・ジンマシン・あせも・アトピー性皮膚炎などの皮膚の赤みやカユミを発散し、分泌物をおさえる消風散に含まれています。