生薬 川骨(センコツ)の効果効能と副作用

生薬 川骨(センコツ)の効果効能

コウホネという植物があります。

スイレン科の、水生の多年草で、水辺や浅い沼などに自生します。

このコウホネの根茎部分から作る生薬が、川骨(センコツ)と呼ばれるものです。

根茎が骨のように見え、コウホネと名付けられたといいます。

根茎を掘り出し、縦切りにしたものを、天日にてよく乾燥させ、作られます。

川骨という名前は和名であって、中国の本草書には川骨の記載はありません。

中国では、このコウホネの近縁種、萍蓬草の根を、「萍蓬草根」としています。

川骨(センコツ) は、利尿作用、利水作用、浄血作用、止血作用、強壮作用、解熱、鎮痛作用など、幅広い効能があるとされます。

浮腫や打撲傷をはじめ、生理不順や不正出血などの婦人科の症状に処方されることが多いものです。

特に、打撲、捻挫、打撲後遺症、慢性腱鞘炎などに伴う疼痛によく効くとして有名なのが、治打撲一方(ヂダボクイッポウ)です。

この川骨の成分としては、アルカロイド、タンニン、ニコチン酸などが知られています。

 

生薬 川骨(センコツ)の副作用

川骨(センコツ)とは、打撲の治りをよくする働きをもつ生薬です。

打撲などを治療する際に用いられる事が多く、患部の血行を良くするとともに、腫れや痛みをやわらげる効果をもちます。

注意すべき点は、体が弱い人は慎重に使用する必要がある点、軟便や下痢をしやすい体質の人は使用を控えたほうが良い点などがあります。

特に妊婦の方は注意が必要で、子宮収縮の作用などが認められています。

また、副作用としては、胃の不快感・食欲不振・吐き気などがあげられます。