生薬 前胡(ゼンコ)の効果効能と副作用

生薬 前胡(ゼンコ)の効果効能

前胡(ゼンコ)は中国原産のセリ科ノダケの根を乾燥したものです。

白花と紫花があり、白花は中国の浙江、四川、湖南、湖北省などに生育し、紫花は中国、韓国及び日本にも生育します。

成分にはクマリンやクマリン誘導体のノダケニン、デルクミンの他、タンニン、精油成分のエストラゴール、リモネンなどを含みます。

効能には解熱、鎮痛、鎮咳、去痰の他、冠状動脈血流量の増加作用があり、感冒の時の咳、胸脇張満、喘息、嘔逆などの症状に用います。

一般に、咳嗽・息苦しい・粘稠な痰・寒熱往来などの症状がある感冒には、前胡(ゼンコ)と柴胡を併用しますが、前者は去痰・降気の効能が強いので、咳嗽の激しい感冒に適しており、参蘇飲などの漢方に処方されています。

後者は解表舒肝の力が強いので、悪寒と発熱が交互に現れる寒熱往来のある感冒に適しています。

副作用としては抗酸化作用や抗菌作用のあるクマリンには肝毒性があるため、日常継続的な過剰摂取を避ける必要があります。

 

生薬 前胡(ゼンコ)の副作用

前胡(ゼンコ)とは、かぜや咳などの症状が出た際に用いられる生薬です。

胃腸の働きを良くするとともに、風邪の症状をやわらげる効果があります。

また、胃腸が弱い傾向にある人が、風邪の症状が長引いた際などに適しています。

副作用としては、重いもので、血圧上昇・手足のしびれ・筋肉のけいれん・カリウム血症などを発症します。

軽い場合でも、胃の不快感・軽い吐き気・発疹などを発症するので、使用する際には注意が必要です。