生薬 升麻(ショウマ)の効果効能と副作用

生薬 升麻(ショウマ)の効果効能

升麻(ショウマ)とは漢方で、キンポウゲ科のサラシナショウマ、またはその近縁植物の根茎を指します。

サラシナショウマは日本や中国北部に生育し、背丈は40~150㎝になります。

葉には悪臭があり、若菜を茹でて水に晒して山菜として食用にしたことが植物名の由来となっています。

主成分はトリペルテノイド (シミゲノール、シミゲノールキシロシドなど) 、クロモン誘導体 (シミフギン、ビサミノール、ビスナギンなど) 、フェノールカルボン酸 、ステロイドです。

鎮静・鎮痛・鎮痙作用の他、抗炎症、解熱、肝障害改善、肛門部潰瘍抑制などの作用があり、麻疹などで発疹が出ないのを出させる効能や咽喉腫痛にも効果があります。

解熱、解毒、抗炎症薬として、身熱、頭痛、咽喉痛、口内炎、口臭、感冒、麻疹、脱肛などに処方され、乙字湯、辛夷清肺湯などの成分となっています。

但し、升麻(ショウマ)には刺激性があり、嘔吐、めまいなどの副作用を起こす場合があります。

このため多量に摂取しないように注意が必要です。

 

生薬 升麻(ショウマ)の副作用

升麻(ショウマ)は、風邪の引き始めの時や、発疹が起きた際に用いる生薬です。

皮膚炎・麻疹の治りを良くする効果や、体の腫れや熱、痛みを感じるときなどにも使用され、幅広い症状に適しています。

注意点や副作用に関しては、重い副作用ではありませんがむくみが生じる場合や血圧が上昇する場合があります。

これらの症状は偽アルドステロン症と呼ばれる症状なので、複数の薬を併用して治療する際などには念のため注意が必要です。