生薬 蒺藜子(シツリシ)の効果効能と副作用

生薬 蒺藜子(シツリシ)の効果効能

漢方薬にはあらゆる種類のものやあらゆる効能のあるものがありますが、人によって、それぞれの効果や効能が異なり、自然の生薬ではありますが、漢方薬の使用にあたっては十分注意しなければなりません。

漢方薬のなかのひとつに蒺藜子(シツリシ)があります。

これは、ハマビシ科のハマビシの果実を乾燥させたものですが、ハマビシ科のハマビシとは、日本では主に西日本の方面(本州から九州にかけて)の温暖な海岸に生育する海浜植物のことです。

蒺藜子(シツリシ)には、利尿、消炎、解毒、止痒、降圧作用があり、主に頭痛やめまい、そのほかでは冷え性からくる体の冷えやかゆみの抑制、高血圧などの症状の改善に良いとされ、さらには目の充血や眼精疲労、視力障害などの目の疾患といった、あらゆる症状に効果効能が期待できるものとされています。

味は強い酸味や苦み、辛みなどをともなうものですが、最近では漢方薬のひとつとして注目されるようになりました。

 

生薬 蒺藜子(シツリシ)の副作用

蒺藜子(シツリシ)には、利尿、血圧降下作用などの効能があります。

病気への応用は、頭痛、めまい、月経不順などに用いられます。

蒺藜子(シツリシ)の副作用は、著しく胃腸の虚弱な患者さんが服用すると、偽アルドステロン症、ミオパチー、過敏症、消化器症状が出る場合があります。

また、大量に使用した場合には軽度なかゆみと発疹を伴うので慎重に服用する必要があります。

その他に、食欲不振や胃部不快感、尿量減少などの症状が現われることがあります。