生薬 山梔子(サンシシ)の効果効能と副作用

生薬 山梔子(サンシシ)の効果効能

山梔子(サンシシ)とは、アカネ科クチナシ属の常緑低木です。

野生として森林に自生していますが、園芸用として栽培されることが多く、果実が漢方薬になったりするなどさまざまな利用をされています。

果実が熟しても口が割れないために「口無し」という和名になったという説やクチナワナシ、蛇くらいしか食べない果実を付ける木と言う説があります。

果実の山梔子は、完熟させた後乾燥させたもので、鎮静効果や止血、消炎剤、解熱や精神安定などの作用があるとして使われています。

このため、不眠や胃炎、神経症に効果がある黄連解毒湯、黄疸や膀胱炎や生殖器の炎症を抑える竜胆瀉肝湯などの漢方薬の漢方方剤に使用されているのです。

この果実にはカロチノイドの一種であるクロシンが含まれており、黄色い着色料としてたくあんやきんとんなどに使用されています。

また、着色料としてだけではなく、山梔子で煎れたお茶も胆汁分泌促進効果や消炎、整腸作用や利尿などの効能があるとされています。

 

生薬 山梔子(サンシシ)の副作用

生薬 山梔子(サンシシ)はクチナシまたはその近縁植物の成熟した果実を乾燥させた生薬で、炎症や苛立ち、不眠などの熱症状を取り去る効能がある他、山梔子に含まれているゲニポシドは高血圧や高脂血症、高コレステロールの軽減、ストレス緩和など、生活習慣病の予防作用があります。

副作用については、熱症状を取り去る生薬なので、悪寒などの症状には使用を控えた方が良いでしょう。

また、体質が弱い方や妊婦の方は慎重な使用が必要です。