生薬 呉茱萸(ゴシュユ)の効果効能と副作用

生薬 呉茱萸(ゴシュユ)の効果効能

呉茱萸(ゴシュユ)は中国原産のミカン科ゴシュユ属の植物で、古代に日本に伝えられました。

中国中~南部の日当たりの良い林縁などに自生する落葉小高木です。

雌雄異株ですが、日本には雄株が多く雌株が非常に少ない状態となっています。

生薬として利用するには、11月頃に緑褐色の未熟果を採取し、湯通し後天日で早く乾燥させるか、低温で火力乾燥させます。

有効成分はアルカロイドのエボジアミン、ルタエカルピンなどを含有しており、薬効は健胃、鎮痛、鎮吐作用となっています。

芳香があり、身体を温める作用と水分排出作用が強く、足の冷えと生唾を伴う頭痛に効果があります。

呉茱萸(ゴシュユ)を頭痛、腹痛、口内炎、湿疹など用いる時には、他の生薬と合わせて処方されます。

単体で用いる場合、新しいものは嘔吐などの副作用を起こす可能性があるため、採取後1年以上経過したものを使用します。

発熱や口の渇き、尿量減少、便秘などの症状がある場合や、妊娠中は使用を避けます。

多量に用いると激しいのどの渇きを起こすので注意が必要です。

葉は呉茱萸葉と言い、鎮痛剤として利用されますが、果実とともに入浴剤とすると、体が温まります。

 

生薬 呉茱萸(ゴシュユ)の副作用

呉茱萸(ゴシュユ)とは、頭痛や嘔吐などの症状の際に用いる生薬です。

体を温め、頭痛や嘔吐をしずめる作用があります。

頭痛持ちで、手足の冷えやすい人の使用に適しています。

具体的な症状として、嘔吐・偏頭痛・脚気衝心などの際に使用されます。

主な副作用としては、胃の不快感・食欲不振・発疹・かゆみなどの症状が現れる場合があります。

また、肝機能の異常が発生する場合もあるので、使用する際には医師との相談を行うことが大切です。