生薬 牛膝(ゴシツ)の効果効能と副作用

生薬 牛膝(ゴシツ)の効果効能

種子の表面が針状になっていて、動物の毛や人間の衣服にくっついて散布される植物のひとつにイノコヅチがあります。

牛膝(ゴシツ)は、イノコヅチの根を堀り、良く洗ってから干したものです。

成分は、サポニン、昆虫変態ホルモンであるイノコステロン、アミノ酸、糖類などです。

牛膝には血流を整える作用や止痛作用があり、また血の滞りを散らすとされています。

このため、生理不順や生理痛、特に経血が少なく月経痛の強い生理不順に効果が期待できます。

また、他の生薬の効能を下半身に導く引経薬として用いられ、腰痛、月経困難症、排尿障害などの治療薬としても知られています。

牛膝を配合した牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)は体力をつけ、水分循環を改善するとされ、下肢痛、腰痛、しびれ、かすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみなどの症状に用いられます。

同じく牛膝を配合した牛膝散(ゴシツサン)は、血流を整え、痛みを和らげる作用があるため、月経痛や月経困難症に処方されます。

 

生薬 牛膝(ゴシツ)の副作用

ヒユ科ヒナタイノコズチの根である牛膝(ゴシツ)は、血流を整える作用や止痛作用、利尿作用があります。

具体的には生理痛や関節痛を和らげる際に使用され、その効果の多さにより治療用の生薬として重宝されています。

薬と聞くと副作用を心配されると思いますが、具体的な副作用は無く、注意点としては妊婦、不正出血への使用は控えた方が良いでしょう。

漢方薬などを使用する際は体に合わない場合もあるため、お近くの医療機関で相談してから服用するようにしましょう。