生薬 厚朴(コウボク)の効果効能と副作用

生薬 厚朴(コウボク)の効果効

厚朴(コウボク)はモクレン科カラホオノキや凹葉ホオノキ及びホオノキの樹皮や根皮を乾燥したものです。

カラホオノキ・凹葉ホオノキ、ホオノキは高さが5~20mに達する落葉喬木で、カラホオノキと凹葉ホオノキは中国南部、ホオノキは日本全国に自生しています。

有効成分はオイデスモール、ピネン、カンフェンなどの精油、結晶性フェノールのマグノロールやホオノキオールの他、マグノクラリンやマグノフロリンなどのアルカロイドなどです。

身体を温め、緊張や痛みを緩和する作用があり、暴飲暴食による消化不良や腹部の膨満感、胃下垂、便秘、咳を伴う腹痛、高血圧症及び急性の熱病などに効果があります。

また、腸炎、肝炎、神経性胃腸炎などで胃腸機能が失調し、腸内で腐敗発酵が起こりガスが停滞した時にも有効です。

厚朴が処方されている漢方薬には半夏厚朴湯、厚朴生姜半夏人参甘草湯、香砂平胃散、柴朴湯、小承気湯などがあります。

使用上の注意点としては、筋弛緩作用や運動神経の末梢をマヒさせる成分を含んでいるので、多量摂取を控える必要があります。

 

生薬 厚朴(コウボク)の副作用

厚朴(コウボク)とは、気分をリラックスさせ、咳や吐き気を抑える効果がある生薬です。

神経をしずめて、心と体の状態を良くする効果や、嘔吐を抑える作用もあります。

心身ともに疲れやすく、冷え性で繊細な方に適している生薬でもあります。

具体的には、抑うつ・不眠・神経性の胃炎や動機などの際に使用されます。

注意する点と副作用としては、体質によって、胃のムカつきや食欲不振などの症状が起きる場合がある点に注意が必要です。