生薬 粳米(コウベイ)の効果効能と副作用

生薬 粳米(コウベイ)の効果効能

粳米(コウベイ)とはイネ科のイネ種を乾燥させたもので、うるち米を精白していない玄米の状態のものです。

主な成分はデンプンやオリゼニン、ジアスターゼなどですが、たんぱく質やビタミンBも含まれています。

これらを生薬として用いると補気、健脾などの効能があるとされ、胃腸の働きを整えて口乾や下痢に効き元気をつける作用もあるといわれています。

この生薬を含む漢方薬で代表的なものに麦門冬湯があります。

これは虚弱体質者の感冒後の長引く咳、つまり喉が乾燥して顔面が紅潮するほどに激しくせき込む場合に使用されています。

麦門冬湯はナツメの果実を乾燥させたものが含まれており、漢方薬の生薬として食品が使われることもしばしばあります。

また清熱剤である白虎湯や竹葉石膏湯などもよく処方されます。

粳米(コウベイ)は他の同効生薬と比べると、中を和して胃を養うと言われています。すなわち滋養強壮の働きも優れていると期待されているのです。

 

生薬 粳米(コウベイ)の副作用

粳米(コウベイ)は、うるち米の玄米であり、虚弱体質の改善や口腔内の渇きなどの改善に効果が期待できる漢方です。

基本的にお米である事から、重篤な副作用は報告されていません。

しかし、米に対してアレルギー症状を持つ患者が服用する場合、アレルギー症状を引き起こしかねません。

その為、米に対するアレルギー症状を持つ方は、服用を控えるようにしましょう。

また、粳米(コウベイ)が症状に合わない場合、食欲不振や火照り、便通の異常といった漢方特有の副作用が現れる事もあるので、注意して下さい。