生薬 羌活(キョウカツ)の効果効能と副作用

生薬 羌活(キョウカツ)の効果効能

羌活(キョウカツ)は北半球の広い範囲に分布するセリ科シシウドの根茎又は根を乾燥させたものです。

植物名のシシウドは、冬場にイノシシが掘り返して食することに由来しています。

生薬は中国の青海省が主な産地となっています。

独活(ウド)はウコギ科の多年生植物で東アジアの温帯に分布し、湿気のある、やや肥沃な山野に生育します。

生薬名はドッカツで、羌活(キョウカツ)とは別の科に属する植物ですが、同様の効能を持ち、同名又は類似名の生薬として扱われています。

ウドの根を乾燥したものは和羌活(ワキョウカツ)と呼ばれています。

有効成分はプレグレノロン、精油、フラノクマリン誘導体 (イソインペラトリン、クニジリン、ノトプテロール)の他、フェルラ酸を多量に含んでいます。

効能は発汗作用、利尿作用、駆風作用、解熱作用、鎮痛・鎮痙作用、抗菌作用、抗真菌作用、脂質過酸化抑制作用があり、頭痛、関節痛、リュウマチ、半身不随、身体疼痛などに応用されます。

漢方薬としては駆風解毒散、大防風湯、二朮湯、独活湯、疎経活血湯、川芎茶調散などに処方されています。

 

生薬 羌活(キョウカツ)の副作用

羌活(キョウカツ)は、セリ科シシウドの根茎(こんけい)を乾燥させたもので、発汗、解熱、鎮痛、抗炎症、駆風、利尿・抗菌などの作用があり、 川芎茶調散・大防風湯・駆風解毒散・荊防敗毒散・疎経活血湯・独活湯などに含まれています。

副作用としては、用量が多すぎると嘔吐を生じやすくなります。

羌活の煎液を、浴槽に入れると血行が良くなり、神経痛や冷え症に効果があります。

羌活の近縁のものに独活があり、いずれも発汗、解熱、鎮痛、抗炎症、駆風、利尿などの作用がありますが、羌活は独活より気の働きが強いと言われています。