生薬 瓜呂根(カロコン)の効果効能と副作用

生薬 瓜呂根(カロコン)の効果効能

瓜呂根(カロコン)とは、ウリ科キカラスウリ及びその近縁種の根から作る生薬です。

この根を採取し、皮を剥ぎ、乾燥させたものが、漢方医学における瓜呂根(カロコン)なのです。

色が白く、キメ細かなものが良質のものとされています。

多量のデンプン質のほか、アミノ酸などを含有しています。

乳児の入浴後やあせもなどに使用する粉で、「天花粉」というものがありますが、この根から作られていました。

現在のベビーパウダーは、デンプンに亜鉛などを添加したものがほとんどです。

効能としては、解熱作用、排膿作用、催乳作用、そして漢方における「虚」の症状による口の渇きを抑える作用があります。

「虚」というのは、体力や抵抗力などの、本来の体の機能が低下して、不健康になっている状態を指します。

虚、または虚証といいます。

瓜呂根は、こうした状態の方に向いており、「柴胡桂枝乾姜湯」(サイコケイシカンキョウトウ)という漢方薬がその代表です。

また、咽頭炎や扁桃腺炎など炎症性の疾患に、「柴胡清肝湯」(サイコセイカントウ)が処方されます。

 

生薬 瓜呂根(カロコン)の副作用

瓜呂根(カロコン)は、シナカラスウリ(チョウセンカラスウリ)の塊根の外皮を除き乾燥した生薬です。

この塊部分に含まれているデンプンを「天花粉」(テンカフン)といい、日本でも江戸時代から用いられています。

主に消炎作用や解熱作用があります。

瓜呂根は高分子の植物タンパクのため、静脈注射や筋肉注射に用いると、発熱・心拍数増加・頭痛・胸苦しいなどの副作用を起こしやすいので、注意深く観察すると同時に、あらかじめ皮内試験を行っておくことが必要です。