生薬 葛根(カッコン)の効果効能と副作用

生薬 葛根(カッコン)の効果効能

葛根(カッコン)は、マメ科のつる性の多年草(葛)の根を乾燥させたもので、この生薬を処方した漢方薬「葛根湯」は風邪薬としてとても有名です。

葛根には、発汗作用があり、これにより悪寒・発熱の熱や痛みの症状を緩和します。

葛根の効果は、風邪に限定されたものだけではありません。

まず、鎮痛作用があり、首筋の痛みやこわばりを楽にしてくれます。

似た効能として、腰や肩の血行を促進して、五十肩の辛さから解放してくれます。

また、葛根には、女性ホルモンの一種エストロゲンに似たイソフラボンを誘導する物質”イソフラボン誘導体”を含んでいます。

イソフラボンを摂取することで、女性特有の更年期の症状である頭痛、極端なイライラ、のぼせ、冷や汗からくる体の不調を、正常な状態に導いてくれます。

また、エストロゲンは、骨の代謝に関係します。

エストロゲンの減少は、骨からカルシウムが溶け出し、骨がスカスカになる原因となります。

これを防ぎ、普段の食事から摂取するイソフラボンを、取り込み易くする働きを手助けします。

結果的に、更年期障害の緩和に有効に働きます。

 

生薬 葛根(カッコン)と副作用

葛根(カッコン)とは、風邪の引き始めや肩こりの際などに用いる生薬です。

発汗作用を持ち、体の熱や腫れ、痛みなどを発散することによって症状をやわらげます。

病気の初期で、比較的体力がある状態の時に適している生薬です。

具体的な症状として、寒気がする時、頭痛・筋肉痛・じん麻疹などの症状に対して効果的です。

副作用として、胃腸の悪い人、発汗の多い人の場合では、高血圧・心臓病。脳卒中などの症状が発生することがあります。