生薬 何首烏(カシュウ)の効果効能と副作用

生薬 何首烏(カシュウ)の効果効能

漢方に用いられる生薬に何首烏(カシュウ)というものがあります。

別名ではツルドクダミとも言われ、その名の通りタデ科ツルドクダミの根を乾燥させたものです。

生活習慣病の予防を助けるタンニンやアントラキノンを含み、古来より不老長寿の薬として重宝されてきました。

ちなみにツルドクダミは江戸時代に中国から薬用として持ち込まれたものが野生化し、現在では本州から九州にかけて幅広く分布しています。

効能としては主に肝臓や腎臓における血の滋養強壮をはじめ、不足した血を補う瀉下薬としての働きがあります。

また、腰や膝の痛みを和らげるほか、アントラキノンによって腸の緩下を促し便秘を改善させる整腸作用、血中のコレステロールを抑えるといった可能性も期待できます。

さらに何首烏の優れている点として、抜け毛や若白髪など毛髪の衰えに効果があるため、育毛剤にも使用されます。

中国ではこの生薬を飲む人は鳥のように黒く艶やかな髪になったと言われており、それが「何首烏」という名の由来だそうです。

 

生薬 何首烏(カシュウ)の副作用

生薬  何首烏(カシュウ)の副作用としては、皮膚の発疹、発赤、かゆみなどがあります。

消化器系では腹痛などが挙げられます。

また医薬品安全性情報からは肝への副作用の疑いが報告されています。

黄疸、暗色尿、異常な疲労感、脱力感、胃痛、腹痛、吐き気、嘔吐、食欲不振などの肝疾患の兆候が現れます。

そのような時は服用を直ちに中止してください。

また生薬 何首烏(カシュウ)の瀉下作用は、適切な摂取量が人によって違う為、注意が必要です。