生薬 黄柏(オウバク)の効果効能と副作用

生薬 黄柏(オウバク)の効果効能

黄柏(オウバク)とは、ミカン科キハダ属の落葉高木のことをいいます。

アジア東北部の山地に自生しており、日本全土でも自生しています。

コルク質の樹皮をしており、外側が灰色、内側の皮が鮮黄色であり、この樹皮からコルク質を取り除いて乾燥させたものを生薬として用います。

薬用のほか染料としても利用されています。

黄柏には、ベルベリンをはじめとするアルカロイドなどの薬用成分を含んでいます。

強い抗菌作用を持つため、チフスやコレラなどの病原菌に対する効能があり、唾液や胃液などの分泌を促進するため食欲を高めて消化を助ける効果や殺菌作用で腸内の発酵異常の腹痛や下痢などの改善、打撲やリウマチの治療の外用消炎薬としても用いられているのです。

強い苦みのため眠気覚ましとしても使われています。

このような効果から、古くより腹痛の薬として陀羅尼助や百草などの薬に配合されています。また、黄連解毒湯や加味解毒湯などの漢方方剤にも用いられています。

 

生薬 黄柏(オウバク)の副作用

黄柏(オウバク)とは、めまいや頭痛の症状などの際に用いる生薬です。

体内の水分循環を改善することによって、めまいなどを治す働きがあります。

また、めまいの症状を中心に、頭痛や嘔吐、手足の冷えなどの改善にも使用されます。

胃腸が弱く、冷え性で体力がない方に適している生薬です。

副作用はあまりありませんが、胃の不快感・食欲不振・発疹・かゆみなどの症状がおきることもあります。

服用の際には、医師との相談が大切です。