生薬 黄耆(オウギ)の効果効能と副作用

生薬 黄耆(オウギ)の効果効能

黄耆(オウギ)は、マメ科の植物ギバナオウギ、または同属植物の根を乾燥させたものです。

成分は、サポニンであるアストラガロシド、アミノ酪酸、フラボノイド等を含有しています。

黄耆の薬効で最も重要なものは、補気です。

朝鮮人参と並んで二大補気薬として有名ですが、日本ではあまり知られてはいません。

補気薬とは、内臓機能を上げ、活力を高める効果が高い生薬を指します。

具体的には、胃腸を整え慢性疲労や虚弱体質を改善し、からだを持ち上げる力をつけて、胃下垂などを治していきます。

次に、止汗、利尿作用があるので、体の表面の水のうっ滞(発汗異常や浮腫)に効果的です。

指で押すとへこむほどの全身のむくみにも良く効きます。

そして、黄耆には細菌に対する抵抗力を高め、排膿を促し、肉芽形成を行う作用があると言われています。

また、血圧が高めの人への血圧降下剤としての働きもあります。

しかし、顔がほてる、息が荒い、便秘、お腹の張りがある場合には使用を避けた方が良いでしょう。

 

生薬 黄耆(オウギ)の副作用

黄耆(オウギ)とは、肥満や多汗症、関節痛の症状などの際に用いる生薬です。

体の水分循環を改善し、疲れや痛みをやわらげる効果があります。汗かきで疲れやすく、太り気味の方に適している生薬です。

主な症状としては、肥満症・多汗症・むくみ・関節炎などに使用され、腎炎やネフローゼにも適しています。

重い副作用がおきることはありませんが、むくみを生じる場合や血圧が上がる場合があります。

薬の併用時には、注意が必要です。