生薬 延胡索(エンゴサク)の効果効能と副作用

生薬 延胡索(エンゴサク)の効果効能

延胡索(エンゴサク)の仲間はケシ科ケマンソウ亜科キケマン属の植物で、世界中に400種以上が生息し、ユーラシアのうち特に中国に多く分布しています。

生薬の延胡索(エンゴサク)はこの植物の地下茎の一部が養分を蓄えて肥大化した塊茎の外皮を除き、湯通しして乾燥したものです。

成分は鎮痙作用のあるコルダリン、胃液分泌抑制・潰瘍治癒促進作用のあるアルカロイド、中枢抑制・鎮痛・鎮痙作用のあるテトラヒドロパルマチンです。

血小板凝集抑制、交感神経遮断活性、腸蠕動運動促進、血液凝固抑制、抗消化性潰瘍、抗炎症、抗アレルギー、放射線障害防護作用があり、血の巡りを良くして、気分を爽快にします。

鎮痛・鎮痙、浄血などの効能があり、胸やけ、胃痛、胃下垂、神経性胃炎、慢性胃炎、腹痛、食欲不振の他、生理不順、生理痛、女性の骨盤内臓器の炎症などに効果があるとされ、特に女性の月経不通による下腹部の痛みに向いています。

漢方薬の安中散、牛膝散などに処方されています。

 

生薬 延胡索(エンゴサク)の副作用

延胡索(エンゴサク)とは、胃痛や胸焼け、食欲不振などに用いる生薬です。

胃の痛み・胸焼け・胃もたれ・食欲不振などを改善する効果があります。

痩せ型や、体力のあまりない人の使用に適しています。

具体的な症状としては、腹部の筋肉が弛緩する傾向にある場合、胃痛や腹痛、胸焼けなどの症状が起きている場合に使用される生薬です。

主な副作用としては、服用時のムカつきや食欲の減退があげられ、服用の際には医師との相談が必要です。